ご挨拶
日本における牡蠣を食べる食文化、特に生牡蠣を食べる文化はようやく花開きつつあります。日本人にとって、殻付き及び生食だけでなく、牡蠣を食べることは少し緊張する、特別な存在であったことは間違いありません。その中で、私たちは素晴らしい生牡蠣たちに出会い、殻付生牡蠣を食べることの楽しみとも出会いました。そこには笑顔があり、会話があり、はじける未来があると私たちは感じています。
しかし、牡蠣を食べることについて、難しい点がいくつかあることも事実です。海水の状況は刻々と変わり、日々の生活の中で、生活排水、工業用排水など様々な理由から、様々なウィルス、菌などでの汚染と背中合わせの中、生産者の努力により、その楽しみをいただいています。
私たちは、消費者である私たちが恐れることなく牡蠣を心から楽しんで食べられることと共に、それを提供してくださる店舗、仲買の方たち、そして生産者さんの皆さんが牡蠣を通じて笑顔の輪が広がり、良いものを扱うこと、良いものを生産することが、まっとうに日本国内、そして世界でも評価していただけることを願ってこの会を設立いたしました。
それは消費者として、店舗、仲買の方および生産者の皆さんを後押しさせていただくという決意であり、決していまの現状のみを肯定するものではありません。足りないところがあれば、一緒に悩みたい。
これからの未来を、日本国内のみならず世界に対しても関係各所・専門機関と連携し、上記三者で相互理解を深めながら協力し合い、新たな試みや今まで実現できなかったことの原因も一緒に探り、一緒に未来へ向かってたくさんの、たくさんの夢を発信し、それを笑顔でつなげていきたいと思っています。
思いを同じくするものとして、消費者、店舗、仲買の方、そして生産者の方が力を合わせれば、必ず未来は輝いてゆくものだと信じています。
わたくしたち牡蠣の会は、牡蠣から発信する笑顔をたくさん増やしていくことを大きな喜びとしています。
一般社団法人 牡蠣の会
代表 泉 祥子
協会概要
名称 | 一般社団法人 牡蠣の会 |
所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座5-4-15 西五ビル3F |
TEL | 03-6274-6750 |
info@kakinokai.org | |
設立年月日 | 平成27年5月1日 |
役員構成 | 代表 泉 祥子 理事 田中 祝江 理事 東 善宜 監事 長谷川 道彦 |
事業
- 牡蠣に関する専門家知識と牡蠣開け技術を持った牡蠣師育成・承認事業
- 牡蠣をはじめ、海の知識、環境の知識、懸念される問題対策の教育事業
- 牡蠣及び日本の食文化の普及事業
- イベント事業、セミナー・講演事業
- 牡蠣大楽生、牡蠣師の認知度アップ、促進、普及事業
- 安心安全な牡蠣の流通・監視事業
- 目的達成の為の必要事業